美しく綺麗な「歯並び」への憧れはグローバル・スタンダードのようです。 日本でも近年、きれいな歯並びへの意識が高くなってきていますが、 実際に歯列矯正をされている人の割合は、2007年8月の「歯並びの日」 に行われた1,000人へのアンケート調査(日本臨床矯正歯科医会資料) では9.9%に留まっていました。
歯列矯正は、審美的な綺麗さとともに身体に最も大切な「健康」を支える咀嚼機能力を きちんと行えるように「噛み合わせ」を改善していくことにあります。 お子様から成人まで、一生涯、健やかなライフスタイルを保持していくためには、 「綺麗な歯並び」の有無が大切な「指標」となります。
美しく綺麗な歯並びは、あなたの一生涯の「宝物」となります。
ブラケットシステムと共に、着脱可能な床タイプを用いることもあります。
● メタル ブラケット
最も「ポピュラー」な矯正システムです。
最近では、審美性が重視され、お母様方には「不人気」なようです。
いま最も支持を得ているシステムは「透明な素材とステンレススチール」を組み合わせた
デーモンスタイルのシステムで、歯の動きも早く、痛みが少ないという優れた特長を持つ矯正システムです。
● セラミック ブラケット
見た目の「審美性」も大切にしたいという方にお薦めです。
「透明」なブラケットがセットされますので、見た目にもスマートで
費用対効果のバランスに優れた、とても人気のある矯正システムです。
男性&女性、共に、幅広く支持をされています。
矯正治療を必要とする症例の紹介
● 叢生(乱杭歯・八重歯)
お口の中の歯並びが、全体に「でこぼこ」している症状です。
個々の歯が、「前後」「左右」にと、重なりあったりしています。
この状態は「虫歯」や「歯肉炎」にもなりやすく、歯を磨いてもな
かなかきちんと磨けず「汚れ」が残りやすい傾向にあります。
● 上顎前突(出っ歯)
上の前歯だけが極端に出ている通称「出っ歯」という症状です。
この症例は、遺伝の他に、乳児の頃の「指しゃぶり」や「鼻炎」
などによる口呼吸などが原因ともいわれています。
● 反対咬合(受け口)
下の前歯が、上の前歯よりも外側に突き出している通称「受け口」という症状です。
この症例は、遺伝の他に、「上唇」を噛んだり、「舌を突き出したり」するくせが原因で起こります。
食べ物がよく噛めなかったり正しい発音がしずらいことがあります。